石と意思
「おくりびと」やっと見ました♪
私も祖父母や父を見送った経験があるので、シーンが重なる部分があったりでした。
私は父が亡くなった時、母と妹と三人で父に各々最後のラブレターを書いて一緒に棺にいれ見送りました。
映画ではね、おじいちゃんかな、亡くなっていて娘さんや孫なのかしら、女性陣が口紅をつけ、
そのおじいちゃんの顔にみんなでキスマークつけて笑って見送っていました。
きっと、こういうふうに見送られるじいちゃんはすっごい幸せ者だな~ステキだなと想いました。
それから、映画の中で、いしぶみ(石文)というキーワードが出てきます。
まだ、人が言葉を持たなかったころ、自分の想いを相手に伝えるために、石を渡したのだそうです。
もらったひとは、その石で、相手の感情を読み取るそうです。
スピってます!
石も意志があるっていうのは知っていたので、一人納得してしまいました。
ある意味パワーストーンだったり、ダイアモンドや宝石類をプレゼントすることって石文だな~って思ったり。
あとね、カナダでは、inukshuk(イヌシュク)というものがあります。
石は岩を積み重ねて作ったオブジェで、カナダ北極圏に住むイヌイットが、道しるべとして立てたものだったそうですが、
その土地にやってきた人々を歓迎(Welcome)するものであったり、幸せを願うものであったり、
希望と友情のシンボルでもあったり、いろんな意味があるそうですよ。
石って、ずっと昔から人間にとって身近にあり、色々な意思表現に使われていたんですね。
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